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スポーツカーの自動車保険を比較で安くする方法

スポーツカー自動車保険

自動車保険の中でも「スポーツカー」の保険料は通常のエコカーなどにくらべて、きわめて高いものになっています。

保険会社からの保険引き受け視点でみますと、スポーツカーには2つの大きなリスクがあると見られています。

  • 事故率が高い
  • 車の修理代が高い

ひとつは全体として自損、対物、対人を含めて事故率が高いということです。

国内では物理的に高速で走れる機会は限定されていますが、公道で無理をして走行する峠族などが好んで選択するクルマなどは、その類別全体として事故リスクの高いクルマとして認識されていることから、保険料は当然高くなってしまいます。

こうした高い保険料のクルマかどうかは業界で公表されている「車両料率」(参考:車両料率クラスとは?)をチェックしてみますとすぐわかります。

この車両料率は1から9まで設定されており、過去の統計から事故率の高いクルマはどの保険会社でも高い保険料となっています。

またもうひとつの問題としては、事故が起きた車の修理代が高くつくという視点があります。たとえばBMWやフェラーリのようなクルマは購入価格も高くなりますが、まさかのときの事故を起こしたときにも修理代が高くつくことから保険会社にとっては好ましい存在ではないのです。

スポーツカーの保険料相場や比較して安くする手順、安くする方法などを解説しております。

必須の手順は、 こちらからスポーツカーでも安い保険会社を探すことです。

1.スポーツカーの車種別の保険料相場

スポーツカー

では、実際にスポーツカーの保険料はどれぐらい高いのか車種別に保険料相場をまとめてみましたのでご覧くださいませ。

見積もり条件

対人・対物・人身傷害 無制限 年齢条件 全年齢・21歳以上・26歳以上・30歳以上のそれぞれ
車両保険 一般・エコノミー・なしの内のそれぞれ 等級 9等級
免許証の色 ブルー 運転者限定 配偶者限定
使用条件 日常・レジャー 年間走行距離 9000km

車両保険は保険料に大きく影響する補償ですので、一般タイプ・エコノミー・なしに分けて見積もりをしています。

詳しくはこちら:車両保険とは

保険料相場表

車種名 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
ロードスター 全年齢 339,600円 255,400円 171,200円
21歳以上 170,500円 128,250円 86,000円
26歳以上 102,800円 77,300円 51,800円
30歳以上 98,300円 73,950円 49,600円
86 全年齢 402,000円 285,000円 168,000円
21歳以上 198,000円 138,750円 79,500円
26歳以上 113,000円 81,250円 49,500円
30歳以上 101,200円 76,100円 51,000円
フェアレディZ 全年齢 410,800円 290,500円 170,200円
21歳以上 206,300円 145,900円 85,500円
26歳以上 124,300円 87,900円 51,500円
30歳以上 118,900円 84,100円 49,300円
s660 全年齢 254,700円 182,550円 110,400円
21歳以上 127,900円 91,650円 55,400円
26歳以上 77,100円 55,250円 33,400円
30歳以上 73,800円 52,900円 32,000円
コペン 全年齢 254,700円 182,550円 110,400円
21歳以上 127,900円 91,650円 55,400円
26歳以上 77,100円 55,250円 33,400円
30歳以上 73,800円 52,900円 32,000円
BRZ 全年齢 416,900円 296,550円 176,200円
21歳以上 209,300円 148,900円 88,500円
26歳以上 126,100円 89,700円 53,300円
30歳以上 120,700円 85,850円 51,000円
GT-R 全年齢 406,900円 286,550円 166,200円
21歳以上 199,300円 138,900円 78,500円
26歳以上 116,100円 79,700円 43,300円
30歳以上 110,700円 75,850円 41,000円
CR-Z 全年齢 380,800円 278,500円 176,200円
21歳以上 191,200円 139,850円 88,500円
26歳以上 115,200円 84,250円 53,300円
30歳以上 110,200円 80,600円 51,000円
スカイラインクーペ 全年齢 426,900円 306,550円 186,200円
21歳以上 214,300円 153,900円 93,500円
26歳以上 129,200円 92,800円 56,400円
30歳以上 123,600円 88,750円 53,900円
NSX 全年齢 488,100円 337,650円 187,200円
21歳以上 245,000円 169,500円 94,000円
26歳以上 147,700円 102,200円 56,700円
30歳以上 141,300円 97,750円 54,200円

※自動車保険シミュレーターより

スポーツカーの保険料は高いといっても、ロードスターやCR-Zなんかは車体価格もファミリーカーとあまり変わらないので、保険料も特別高いとは言えません。

ただ86やフェアレディZ、BRZ、GT-R、スカイラインクーペ、NSXなどはいかにもスポーツカーらしい保険料で、割高になっています。

S660やコペンはスポーツカーといっても軽自動車クラスですので、保険料はとても安くなっています。

2.スポーツカーの自動車保険を比較で安くする手順

1.まずは該当のスポーツカーの車両料率クラスをチェックしてみよう

スポーツカーの保険算定に使われている車両料率クラスというのはすべて公表されています。これは毎年改定されており、同じ車種でも類別と呼ばれる排気量の違いなどによってその料率が異なるものになってくるのです。

たとえばスバルのインプレッサのもっとも標準的なモデルとWRXなどのラリーにそのまま出場できそうな高出力エンジンを搭載したモデルとではそのリスクがまったく異なるため料率も異なるものとなっています。

こうした車両料率は事故が増えれば翌年はその結果に基づいて保険料が変わることになります。この料率は対人、対物、傷害、車両の各保険に料率として反映しており、対人と対物ではけっこうめまぐるしく変わっていくことがあります。

既に購入してしまっているクルマの場合は致し方ありませんが、新たに購入するスポーツカーの場合には、購入を決める前に一度チェックだけしておくことがお勧めとなります。

2.安くなるところか車両保険に加入できないケースも

高級スポーツカーの場合、国産、外車を問わず料率クラス9という最高の料率設定がされているモデルが結構多くあります。しかし、こうしたクルマの車両保険を引き受けない保険会社も存在しています。

たとえばアクサダイレクトでは市場販売価格相当額が1000万円を超えるクルマや、同社が定める一部形式のスポーツカーや高級車は保険引き受けの対象としていないのです。

また初年度登録から20年を経ているとか並行輸入車で市場販売価格相当額のデータがないクルマも引き受けていません。

こうした状況はセゾン自動車火災で人気の商品となっているおとなの自動車保険にも同様の規定があり、初年度登録から15年以上経過しているクルマは対象外ですし、車両料率クラスが9の車は引き受けをしていません。

また1000万円を超える市場価値のクルマも同様で、保険会社がかなりのリスクヘッジ策を契約に盛り込んでいることが覗われます。

そんぽ24でも似たような設定がされており、記名保険者の年齢が20歳以下であれば車両料率9をはじめ7や8でも基本的には車両保険への加入ができない状況になっているのです。

高級スポーツカーの場合事故発生時の車両保険がもっとも大きなベネフィットをもたらしてくれるだけに、これに加入できない会社もあるというのはなかなか厳しい状況ですが、こうした安く加入する以前の問題があることも理解しておくべきです。

また初年度登録から20年を経過しても1000万以上の価値を維持しているフェラーリをはじめとした外国製のスポーツカーの保険加入についてもかなり注意が必要であることがわかります。

3.加入できる保険会社を見つけ、その中で安い保険を比較検討すること

ただ、諦めることはまったくありません。保険会社は各社の戦略の違いから引き受ける顧客やクルマといったものを大きく変化させてきていますので、ボリュームゾーンの顧客だけに絞ってビジネスをしている会社はこうした引き受ける顧客を制限する方向にあるのです。

その一方でスポーツカーや高級車には一定の市場もしっかり形成されているわけですから、しっかり取引をしてくれる会社を探せばいいだけのこととなります。

やはりこうしたスポーツカーに最適な会社を探すのであれば、効率的なのが自動車保険一括見積もりサイトを利用することになります。

さらに見積もりの取れる会社を多くするために複数のサイトを利用することが重要になるのです。ネット利用の通販型自動車保険ならば確実に有利な条件で保険に加入できる会社を見つけ出すことが可能になるのです。

4.保険料の決定的な差はやはり車両保険

高級スポーツカーの場合、車両保険をどう加入するかが大きな選択を迫られる部分となります。

もともと安くない保険料ですから、万が一自損事故があってその後の等級が下がるとしてもしっかり車両保険で自損事故もカバーしたいと思うのであれば、フルカバーの一般型の保険に加入すべきですし、ある程度割り切ってエコノミータイプのものを選択するというのもコストをかなり抑制する方法となります。

このあたりの判断は保険ごとの比較とともにどこまで補償を割り切るかによって保険料に驚くほど違いがでてきます。

詳しくはこちら:車両保険は必要?不要?上がる保険料から考えよう!

3.本末転倒だが走行距離を走らないという方法も

走行メーター

そもそもスポーツカーは走る楽しみを味わうためのものですから、かなり微妙な判断になりますが、年間の走行距離数を減らすことでも加入コストを減らすことになります。

ただ、眺めることで満足のいくユーザーならまだしも、走りを存分に楽しめないのであればスポーツカーをあえて保有する意味がないという方が多いはずです。

そういう意味ではこうしたクルマの場合、あまり使用を規制する契約条件よりも相対的な比較の中で安くなる保険に加入することが結局満足度の高い選択になるといえます。

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