軽自動車の任意保険選び!
軽自動車は普通車よりもサイズが小さく重量も軽いです。そのため任意保険の補償内容を選ぶ際には普通車とはまた一味違った目線で考える必要があります。
軽自動車の任意保険の補償内容はどうすればよいのか、具体的に解説しております!
軽自動車の場合の任意保険の選び方!
現在、所有されている車の約40%が軽自動車となっています。最近の軽自動車はデザインも良く、普通車に区分されるコンパクトカーよりも室内空間が広い車種もあるくらいで、さらに税金などの維持費も安いことから非常に人気が高まっています!
軽自動車も普通車同様任意保険を掛けることになりますが、その際に悩むのが"任意保険の補償内容をどうするのか?"といったことです。
普通車と同じような補償内容にしていては万一の事故の際後悔することになるかもしれませんので、こちらのページでは、軽自動車の場合の任意保険選びについて解説したいと思います!
軽自動車は乗員の補償を手厚くしよう!
下表で私がおすすめする軽自動車の補償内容をまとめておりますので、ご覧下さいませ。
こちらは私がおすすめする軽自動車の任意保険の補償内容と年間保険料をまとめたものです。等級7等級、年齢条件:26~29歳以下、使用目的を「通勤」、運転者を「家族限定」で見積もった場合です。ちなみに軽自動車の場合は普通車とは違い「車両料率クラス 」が適用されませんので、保険会社による保険料の差はほとんどないと考えておいてよいです。
さてこちらの補償内容はよくあるパターンですが、1点だけ補償内容を手厚くしている部分があります。それは"乗員への補償"です!補償内容で言うと「搭乗者傷害保険」と「人身傷害保険」が該当します。それぞれ保険の上限金額を1000万円と3000万円に設定しています。
この2つの保険はどちらも事故の際、車に乗っている人全員のケガや死亡の補償になります。保険の支払い方法や支払い時期は若干異なりますが、詳しくはこちら(搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いをわかりやすく解説!)で解説しておりますのでご参照くださいませ。
私は軽自動車の任意保険では、乗員への補償は手厚くするべきだと思っています。なぜなら軽自動車は乗員がケガまたは死亡するケースが非常に多いからです。
(財)交通事故総合分析センターが発行している交通事故統計年報(平成22年~24年版)の統計データによると、事故の死亡率は普通車で0.185%、軽自動車で0.24%となっています。わかりやすくいうと事故にあうと軽自動車の方が普通車よりも約1.3倍死ぬ確率が高いということです。
また(独)交通安全環境研究所の2000年~2010年の統計データによると、軽自動車の事故の約25%は死亡または重傷事故であるという結果がでています。
以上の結果から、軽自動車は普通車よりも乗員が死亡または重症になる確率が高いということがわかりましたので、任意保険の乗員に対する補償は手厚くしておくべきだという結論に達するのです。
いくら軽自動車の安全性が高くなってきているとはいえ、所詮車も鉄の塊ですから、鉄の塊同士をぶつけたら重い方(普通車)が勝つに決まっています。
軽自動車の任意保険を選ぶ際は、上記のことに注意して補償内容を決定するようにしましょう!ちなみに同じ補償内容で最も安い保険を見つける際には自動車保険一括比較!が手間がかからず便利です。