21歳(20代)が1番安い自動車保険ランキング
多くの自動車保険では、21歳から「21歳以上補償」という年齢条件に変更できるため、20歳までに比べると保険料はだいぶ安くなります。
18歳~20歳までの保険料は、年間20万円以上かかるところが多いのですが、21歳になるとダイレクト型の自動車保険なら年間10万円以内で収めることも十分可能です。
中でも、21歳(20代前半)の保険料が一番安いのはどこなのか、ランキング形式でご紹介していきます。
1番安い保険料を割り出すために使用したサイトはこちら↓
自動車保険別21歳(20代)が安い保険会社ランキング【一括見積もり利用】
自動車保険の一括見積もりを利用して、保険料をシミュレーションしてみました。入力した条件は以下のとおりです。
- 年齢:21歳
- 運転免許証の色:ブルー
- ノンフリート等級:8等級
- 車の使用目的:日常・レジャー
- 年間走行距離:7,000km
- 運転者の範囲:契約者本人
- 車:トヨタ アクア(NHP10)
- おもな使用地:東京
- 事故有係数適用期間:0年
- 車両保険:エコノミー(車対車+A)
順位 | 保険会社名 | 保険料 |
---|---|---|
1位 | 三井ダイレクト損保 | 68,970円 |
2位 | セコム損保 | 71,720円 |
3位 | イーデザイン損保 | 80,930円 |
4位 | ソニー損保 | 86,640円 |
5位 | SBI損保 | 106,030円 |
1位 三井ダイレクト損保は、リーズナブルな保険料と事故対応に定評あり
今回の見積もりで21歳の自動車保険料がもっとも安かったのは、三井ダイレクト損保です。代理店型の保険と比較すると、半額ちかい金額となっています。
三井ダイレクト損保は、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社を親会社とするダイレクト型の損保会社です。派手さはないものの、保険料・事故対応・保険金の支払いなど、さまざまな項目において安定した評価を得ています。
とくに若い世代の保険料が安く、18歳の保険料の安さでも2位にランクインしているほどです。21歳になると、「21歳以上補償」という年齢条件に変更できますので、保険料はさらに安くなります。
保険料以外では事故対応の評価が高く、楽天の自動車保険満足度ランキング2018では、事故対応満足度で1位を獲得しました。契約者の事故対応満足度(2017年9月~2018年3月)は、92.2%と発表されています。事故受付は年中無休、初期対応は平日・休日を問わず19時まで可能です。
保険料の安さと事故対応力を両立した、バランスのいい保険といえるでしょう。
2位 セコム損保は保険料が安いだけではなく、現場急行サービスも頼もしい!
2位のセコム損保は、警備業界最大手のセコムのグループ会社です。
セコムユーザーをおもな顧客としてきたため、有名人を起用した大々的な広告は出していませんが、一括見積もりをとってみると全世代でまんべんなく保険料が安いことがわかります。ダイレクト型自動車保険では一般的になった、走行距離による保険料の割引はありませんが、それでも十分な安さを実現している点は注目に値するでしょう。
年齢条件では、ほかの多くの自動車保険と同じく「21歳以上補償」がありますので、21歳になった時点で保険料はぐっと下がります。運転者を本人や夫婦だけに限定すると、さらに割引を受けられます。
セコム損保は保険料が安いだけではなく、セコムならではの安心サポートを受けられる点も魅力です。事故時は24時間365日、セコムの緊急対処員が現場に駆けつけて、必要な手配をすべて行なってくれます。
自動セットになっているロードアシスタンス(ロードサービス)も、他社と比べてそん色のない内容になっていますので、万が一の際にも安心です。
3位 事故解決力に定評のあるイーデザイン損保。特約の種類も豊富!
3位には、東京海上グループのイーデザイン損保がランクインしました。
イーデザイン損保も、全世代で安定して保険料の安い会社です。「インターネット割引」を新規・更新時どちらでも受けられるほか、業界初の「無事故割引」もあります。
また、イーデザイン損保は事故解決力でも高い評価を得ている保険です。事故受付は年中無休でも、相手方への連絡や医療機関・修理工場への連絡などの初期対応は時間が決まっている保険会社が多いのですが、イーデザイン損保では24時間365日行なってくれます。
ロードサービスの拠点も約9,300か所と非常に多いですし、セコムと提携しているため、2位でご紹介したセコム緊急対処員による現場急行サービスを受けられる点も安心です。
特約の種類も多く、事故で扶養者を亡くした子供のための「育英費用特約」や、事故による女性の顔の手術費用が補償される「女性のお顔手術費用特約」など、他社にはあまりみられない特約が用意されています。各種割引で保険料を安く抑えられるのなら、こうした特約のセットも検討してみるといいかもしれません。
4位 ソニー損保は、保険料と補償内容のバランスが理想的
4位のソニー損保は、さまざまな自動車保険ランキングで高評価を受けている保険です。オリコンの顧客満足度ランキング(2019)では2年連続の1位、価格.comの自動車保険満足度ランキング(2019年)でも、総合満足度で3位に選ばれています。
※オリコン自動車保険ランキング より
そんなソニー損保の口コミで多いのが、「ダイレクト型でも対応がしっかりしている」「保険料と補償内容のバランスがいい」といった意見です。保険料だけで見るなら、ほかにもっと安いダイレクト型自動車保険があるのですが、ソニー損保は電話の応対から事故解決力まで、ダイレクト型の中でもかなり高いレベルを維持している点が評価されています。
また、走行距離の「くりこし割引」や「こえても安心サービス」などは、他社にはない独自のサービスです。
通常、契約した走行距離に満たなかった場合でも払い戻しは受けられませんし、逆に超えてしまった場合は差額を支払う必要がありますが、ソニー損保では満たなかった分は翌年の保険料から割引、超えてしまった場合は差額なしで補償を受けられます(いくつかの条件を満たす必要はあります)。
ですから、毎年走行距離が一定ではない方にもソニー損保はおすすめです。
5位 保険料が安いといえばSBI損保。補償のアレンジも自在!
5位のSBI損保も、ほぼすべての年代で保険料の安い会社です。「保険料の安い自動車保険といえば?」とFPに聞けば、高確率で名前が挙がるほど、コスパのよさには定評があります。
※価格.com自動車保険 満足度ランキング(2019年)より
SBI損保では、各種割引を多数用意していることに加えて、電話からネット中心の対応にシフトするなど、他社よりコストの削減に取り組んでいることが保険料の安さにつながっていると考えられます。
また、自動セットされている特約が少なく、補償内容を自由に選びやすい点もSBI損保の特徴です。とくに「シンプルプラン」は、任意の特約が一切セットされていない、必要最低限の補償内容になっています。
※SBI損保 保険料見積もり結果の画面より
ただし20代前半のドライバーの場合、あまり補償を限定しすぎるのも少し不安ですので、保険料を確認しながら、特約や車両保険などをいろいろ調整してみることをおすすめします。
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