30歳(30代)が1番安い自動車保険ランキング
30代になると事故リスクもだいぶ下がってくるため、20代までに比べると自動車保険料はかなり安くなります。
最近人気のダイレクト型自動車保険であれば、車両保険をつけても年間30,000円台で済むところが多いですし、代理店型でも50,000~60,000円で収まることが多いでしょう。
免許証の色がゴールドになっていたり、ノンフリート等級が順調に上がっていたりするなら、なおさら保険料は安くなるはずです。
とくに30歳(30代)の保険料が安い自動車保険を、ランキング形式でご紹介していきます。
1番安い保険料を割り出すために使用したサイトはこちら↓
自動車保険別30歳(30代)が安い保険会社ランキング【一括見積もり利用】
30歳の保険料が安い自動車保険を調べるために、一括見積もりサイトを活用してみました。以下の条件で見積もりをとっています。
- 年齢:30歳
- 運転免許証の色:ゴールド
- ノンフリート等級:17等級
- 車の使用目的:日常・レジャー
- 年間走行距離:7,000km
- 運転者の範囲:契約者本人
- 車:トヨタ アクア(NHP10)
- おもな使用地:東京
- 事故有係数適用期間:0年
- 車両保険:エコノミー(車対車+A)
順位 | 保険会社名 | 保険料 |
---|---|---|
1位 | SBI損保 | 25,790円 |
2位 | イーデザイン損保 | 29,430円 |
3位 | セコム損保 | 30,990円 |
4位 | 三井ダイレクト損保 | 31,850円 |
5位 | セゾン自動車火災保険 | 36,700円 |
1位 SBI損保なら車両保険をつけても年間2万円台!
30代の保険料が安い自動車保険第1位は、ダイレクト型のSBI損保です。
もともと、世代を問わず保険料が安いことで知られるSBI損保ですが、とくに30代以上になると、エコノミーの車両保険を付けても年間20,000円台という数字が出てきます。
ちなみに、SBI損保の年齢条件は「26歳以上補償」までで、「30歳以上補償」はないのですが、それでも他社より保険料が安いのは注目すべき点です。
SBI損保の保険料が安い理由としては、代理店型のように余計なコストをかけていないから、というのもありますが、「割引の種類と割引率が充実している」「必要最小限の補償内容になっている」などが挙げられます。
とくに、もっとも見積もり結果が安い「シンプルプラン」の場合、任意の特約がまったくセットされていませんので、検討する際は必要な特約を選びながら保険料を確認することをおすすめします。
2位 イーデザイン損保は、安心と信頼の東京海上グループ!
2位のイーデザイン損保は、メガ損保の1つである東京海上グループのダイレクト型自動車保険です。
運転者の年齢条件に「30歳以上補償」があるため、30歳になった時点で変更手続きをすると保険料が安くなります(すべてのドライバーが30歳以上の場合のみ)。また、イーデザイン損保は業界で唯一「無事故割引」を適用している保険ですので、無事故を続ければ続けるほど保険料が下がっていきます。
イーデザイン損保は、多くのランキングで名前の挙がっている人気の保険ですが、とくに評価が高いのは補償内容と事故解決力です。たとえば、価格.comの自動車保険満足度ランキング(2019年)では、補償内容満足度で3位、楽天の自動車保険満足度ランキング(2018年)では、事故対応で2位を獲得しています。
事故対応の満足度が高いのは、事故受付だけではなく初期対応も年中無休の体制で行なっていることが一因と考えられます。事故を起こしたその日のうちに必要な手配をしてもらえるのは、非常に大きな魅力です。
また、すべての契約に弁護士費用等補償保険がセットされていますので、こちらに非のないもらい事故に遭った場合でも安心して弁護士に依頼できます。
3位 セコムの現場急行サービスが魅力のセコム損保
セコム損保は、警備サービス業界で国内トップを独走するセコムのグループ会社です。
おもにセコムの顧客を対象に保険を販売していたため、他社のように有名人を起用した広告やCMは出していませんが、見積もりをとると全世代においてリーズナブルな保険料を実現していることがわかります。自動車保険を検討する際には、ぜひチェックしておきたい注目の保険の1つです。
ただし、セコム損保では「30歳以上補償」という年齢条件がなく、「26歳以上補償」の次は「35歳以上補償」となっています。35歳になった時点で保険料がさらに下がるはずですので、最年少のドライバーが35歳の誕生日を迎えたら、年齢条件を忘れずに変更しましょう。
セコム損保のサービスでとくに人気が高いのは、セコムの緊急対処員がいつでもすぐ事故現場に駆けつける「現場急行サービス」です。今ではほかの保険でも取り入れられていますが、セコム損保は20年ほど前から導入しています。セコムのノウハウに基づく高度な訓練を受けた緊急対処員が来てくれる安心感は大きいです。
セコム損保は、もともと代理店型の保険であり、現在も代理店型とダイレクト型のどちらの顔ももっためずらしい保険といえます。そうした事情もあってか、ダイレクト型では一般的になった走行距離区分などはありませんが、それでも十分に安い保険料を実現していますので、コスト重視の方はぜひ選択肢の1つに入れたい保険です。
4位 三井ダイレクトは、すべての項目でバランスのいい評価を得ている保険
4位の三井ダイレクト損保も、あらゆる世代の保険料が安い自動車保険の1つです。親会社がMS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社(旧・三井住友海上ホールディングス)のため、企業としての信頼感もあります。
三井ダイレクト損保の年齢条件は、「年齢を問わず補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「35歳以上補償」の4つですので、30代で保険料が安くなるのは35歳になったタイミングです。ただし、同じ条件で見積もりをとってみますと、30歳では年間31,850円だったところ、35歳では30,520円となったため、それほど大きな差は出ないかもしれません。
保険料以外の部分では、三井ダイレクト損保は「他社より抜きん出たメリットはないものの、とくに悪いところもない」といえると思います。事故受付は年中無休、初期対応は平日・休日を問わず夜19時まで、ロードサービスもまずまずの内容です。また、保険金の支払いもスムーズという口コミが多くみられます。
任意セットできる特約の数は少なく、「ファミリー傷害特約」「弁護士費用補償特約」「ファミリーバイク特約」「レンタカー費用補償特約」くらいです。万が一もらい事故に遭った時のことを考えますと、「弁護士費用補償特約」はセットしておくことをおすすめします。
5位 セゾン自動車火災保険は、年齢を重ねるごとに保険料が安くなる!
5位のセゾン自動車火災保険は、「おとなの自動車保険」という名前で自動車保険を販売しています。
CMでもうたわれているように、40代・50代の保険料がとくに安い自動車保険ですが、それ以外の年代でも基本的には十分リーズナブルです。
ほかの多くの自動車保険と異なり、セゾン自動車火災保険では「〇歳以上補償」という区切りがなく、1年ごとに保険料が決定されます。そのため、40代以上はもちろんのこと、30代でも歳を重ねるごとにどんどん保険料が割安になっていくしくみです。
セゾン自動車火災保険は、保険料の安さだけではなく、補償内容や事故対応でも高い評価を受けています。たとえば車両保険をつけている場合、通常はもらい事故に遭っても保険を使って車を直す以上、翌年度の等級は下がってしまうのですが、セゾンにはダイレクト型としてはめずらしく「車両無過失事故に関する特約」が自動セットされるため、もらい事故で車両保険を使っても等級が変わりません。
その他、事故対応では希望に応じてALSOKの警備員が現場に駆けつけてくれるサービスがあるほか、ロードサービスは全国約13,000ヶ所の拠点から出動、さらに車内に「つながるボタン」を設置して事故時に押せば、すぐに事故担当受付に連絡をとれるなど、充実した内容となっています。
また、そもそもロードサービスは「ロードアシスタンス特約」として任意付帯になっており、JAFに加入しているなどして必要ない方は外すことも可能です。任意の特約としては、日常生活での事故で賠償責任を負った場合に保険金を受け取れる「個人賠償責任特約」が、金額無制限となっている点も注目に値します。
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