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20歳、25歳、29歳の方!自動車保険の年齢条件の変更で保険料を一段安くする方法

自動車保険料は車種や補償内容によってかなり差がでてきます。

中でも年齢条件をどの範囲にするのかというのが保険料に大きく影響します。

例えば、20歳以下の若者も補償範囲にするのか、30歳以上のみを補償範囲にするのかなどによって保険料が大きく変わります。

一般に若い世代は運転歴が浅く事故率も高くなりますので保険料が高くなります。年齢を重ねるにつれて事故率が低くなるので保険料は安くなるしくみになっています。

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年齢と事故率・保険料の変化

               
年齢 事故率 保険料
20代 高い 最も高い
30代 少し低くなる 1段安くなる
40代 さらに低くなる さらに安くなる
50代 さらに低くなる さらに安くなる
60代 高くなる 高くなる

年齢によって事故率が変化し、それに伴って保険料も変化するというしくみになっています。

自動車保険では保険会社によって年齢条件の区切り方は若干異なりますが、一般的には、全年齢担保・21歳以上・26歳以上・30歳以上という区切り方が多いように思います。

年齢条件の意味

全年齢担保・21歳以上・26歳以上・30歳以上の補償範囲は下表のようになっています。

           
年齢条件 補償される年齢
全年齢担保 18歳、19歳、20歳
21歳以上 21歳、22歳、23歳、24歳、25歳
26歳以上 26歳、27歳、28歳、29歳
30歳以上 30代、40代、50代
(60代は保険料が上がる)

年齢条件を設定することによって、補償される年齢も上表のように変わります。

保険料としては、全年齢担保が最も高くなり、30歳以上は最も安くなります。

ここで注意したいのが、赤字で示しました20歳・25歳・29歳の年齢の人です。

これらの年齢の人は、更新の際に次の年齢条件に変更することができる人ですので、そのまま継続するのではなく、年齢条件を見直すことで保険料を一段安くすることができます。

1点注意がありますが、例えば契約者本人が30歳になったので補償範囲を30歳以上補償に変更したとすると、本人は補償されるのでよいのですが、配偶者や家族が30歳以下であれば補償されなくなってしまうので注意が必要です。

それでは年齢条件が変わることによって実際にはどれぐらい保険料が変わるのか見ていきましょう!

なお、見積もり条件と想定車種は下表のとおりです。

見積もり条件

対人・対物・人身傷害 無制限 年齢条件 全年齢・21歳以上・26歳以上・30歳以上のそれぞれ
車両保険 一般・エコノミー・なしの内のそれぞれ 等級 9等級
免許証の色 ブルー 運転者限定 配偶者限定
使用条件 日常・レジャー 年間走行距離 9000km

想定車種

軽自動車 アルト ハイブリッドカー プリウス
コンパクトカー アクア SUV エクストレイル
ミニバン ヴォクシー セダン クラウン
ワゴン カローラフィールダー 輸入車 ゴルフ
高級車 レクサス LS600h スポーツカー ロードスター

表の見方

これからお見せする表の中に車両保険というの項目があり、一般タイプ・エコノミー・なしと分かれています。

車両保険というのは、自分の車に対する補償なのですが、補償範囲が最も手厚いのが一般タイプですが、保険料が最も高くなります。次のエコノミーは補償範囲を少し狭くして保険料を割安にしたもの。なしは車両保険なしという意味です。

詳しくはこちら:車両保険とは車両保険は必要?不要?上がる保険料から考えよう!

軽自動車の年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
軽自動車 全年齢 254,700円 182,550円 110,400円
21歳以上 127,900円 91,650円 55,400円
26歳以上 77,100円 55,250円 33,400円
30歳以上 73,800円 52,900円 32,000円

軽自動車の保険料は他の普通車と比べると最も安い部類に入ります。

年齢条件別にみていくと、車両保険の種類によっても異なりますが、全年齢から21歳以上では保険料が1/2程度になり、21歳以上から26歳以上では2万円~4万円安くなっています。

26歳以上から30歳以上では差は数千円程度と小さくなっています。

コンパクトカーの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
コンパクトカー 全年齢 380,800円 278,500円 176,200円
21歳以上 191,200円 139,850円 88,500円
26歳以上 115,200円 84,250円 53,300円
30歳以上 110,200円 80,600円 51,000円

コンパクトカーの保険料は普通車の中で最も安い部類に入ります。

全年齢から21歳以上では1/2程度の差、21歳以上と26歳以上では3万円~8万円程度の差があります。特に車両保険が一般タイプの保険料の差が大きいようです。

26歳以上と30歳以上では、2万円~4万円程度の差となっています。

ハイブリッドカーの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
ハイブリッドカー 全年齢 421,900円 301,550円 181,200円
21歳以上 211,800円 151,400円 91,000円
26歳以上 127,700円 91,300円 54,900円
30歳以上 122,100円 87,300円 52,500円

ハイブリッドカーの保険料はコンパクトカーよりは車体価格が高いため保険料も高くなっています。

全年齢と21歳以上では保険料は1/2程度の差、21歳以上と26歳以上では4万円~9万円程度の差があります。

26歳以上と30歳以上では2千円~5千円程度の差となっています。

ミニバンの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
ミニバン 全年齢 416,900円 296,550円 176,200円
21歳以上 209,300円 148,900円 88,500円
26歳以上 126,100円 89,700円 53,300円
30歳以上 120,700円 85,850円 51,000円

ミニバンはハイブリッドカーの保険料と同じような金額になっています。

全年齢と21歳以上では保険料は1/2程度の差、21歳以上と26歳以上では3万円~8万円の差があります。

26歳以上と30歳以上では、2千円~6千円程度の差となっています。

SUVの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
SUV 全年齢 430,000円 323,500円 217,000円
21歳以上 201,700円 152,800円 103,900円
26歳以上 125,900円 96,700円 67,500円
30歳以上 114,200円 89,050円 63,900円

SUVの保険料はハイブリッドカーとミニバンと同程度となっています。

全年齢と21歳以上では1/2程度の差、21歳以上と26歳以上では4万円~8万円程度の差、26歳以上と30歳以上では4千円~9千円程度の差となっています。

ワゴンの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
ワゴン 全年齢 370,700円 286,500円 202,300円
21歳以上 186,100円 143,850円 101,600円
26歳以上 112,200円 86,700円 61,200円
30歳以上 107,300円 82,950円 58,600円

全年齢と21歳以上の保険料の差は、1/2程度、21歳以上と26歳以上は4万円~7万円程度の差、26歳以上と30歳以上では3千円~5千円程度の差となっています。

セダンの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
セダン 全年齢 380,800円 278,500円 176,200円
21歳以上 191,200円 139,850円 88,500円
26歳以上 115,200円 84,250円 53,300円
30歳以上 110,200円 80,600円 51,000円

全年齢と21歳以上の保険料の差は、1/2程度、21歳以上と26歳以上は3万円~7万円程度の差、26歳以上と30歳以上では2千円~5千円程度の差となっています。

輸入車の年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
輸入車 全年齢 477,000円 326,600円 176,200円
21歳以上 239,500円 164,000円 88,500円
26歳以上 144,300円 98,800円 53,300円
30歳以上 138,100円 94,550円 51,000円

輸入車は車体価格が高く修理費用も高くつきやすいので、保険料も割高になっています。

全年齢と21歳以上の保険料の差は1/2程度、21歳以上と26歳以上は3万円~10万円程度の差、26歳以上と30歳以上では2千円~6千円程度の差となっています。

保険料が高いので差も国産車に比べると少し大きくなっています。

高級車の年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
高級車 全年齢 590,000円 409,500円 229,000円
21歳以上 296,200円 205,600円 115,000円
26歳以上 178,500円 123,900円 69,300円
30歳以上 170,800円 118,550円 66,300円

高級車はやはり最も保険料が高い部類に入ります。

見積もりはレクサスのLS600hという850万円~1400万円程度の車体価格ですが、もっと高いものは保険料ももっと高くなりますのでご注意ください。

全年齢と21歳以上の保険料の差は1/2程度、21歳以上と26歳以上は4万円~12万円程度の差、26歳以上と30歳以上では3千円~8千円程度の差となっています。

保険料が高い分、年齢条件別の保険料の差も大きくなっていることがわかります。

スポーツカーの年齢条件別保険料の変化

タイプ 年齢条件 車両保険
一般タイプ エコノミー なし
スポーツカー 全年齢 339,600円 255,400円 171,200円
21歳以上 170,500円 128,250円 86,000円
26歳以上 102,800円 77,300円 51,800円
30歳以上 98,300円 73,950円 49,600円

上記表の見積もりをとったスポーツカーはマツダのロードスターという車種ですが、スポーツカーにしては保険料はそれほど高くありません。

これは料率クラスが低いためで、86やBRZなどもっと車体価格が高く事故率が高い車種はもっと保険料が高くなりますのでご注意ください。

全年齢と21歳以上の保険料の差は1/2程度、21歳以上と26歳以上は3万円~7万円程度の差、26歳以上と30歳以上では2千円~3千円程度の差となっています。

年齢条件を変更するタイミングはさらに保険料を安くできるチャンス!

ここまで、軽自動車・コンパクトカー・ハイブリッドカー・ミニバン・SUV・ワゴン・セダン・輸入車・高級車・スポーツカーの年齢条件別の保険料をみてきましたが、保険料にけっこうな差があることがわかります。

まとめると...

           
年齢条件 保険料の差の目安
全年齢担保 -
21歳以上 1/2程度
26歳以上 3万~8万円
30歳以上 数千円

年齢条件を変更することで、年齢別に上表のような差が生まれることがわかりました。

ですので、保険会社や販売店が親切に教えてくれればよいのですが、保険の契約は基本的には自分でわかっておかなければならないものですので、20歳、25歳、29歳の方は年齢条件の変更を忘れないようにしましょう!

なお、同じ保険で年齢条件を変更するだけでも確実に保険料は安くなりますが、年齢条件によっては保険料の下がり幅がもっと大きい保険会社もあるため、切り替えのタイミングで自動車保険比較サイトなどを利用して比較してみると最安値を探すことができます。

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